前回、1日1食ダイエットのメリットを総ざらいしましたが、今回は、デメリットのほうに注目してみたいと思います。
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1日1食ダイエット メリットを徹底検証(予定)
巷でいろいろと言われている 1日1食ダイエットのメリット・デメリットを 徹底的に検証していきたいと思っています。 ウソ!? ホント!? まず今回 ...
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1日1食実践者としては、デメリットはあまり聞きたくない気もしますが、あらかじめデメリットを知っておくことでデメリットを回避できる可能性も高まります。
しかしまだこれらは、ネットや書籍をあれこれ調べて総ざらいしたもの。
自分の実感をともなったものではありません。
ワタシの1日1食ダイエットがある程度成功した段階で、メリットの検証とともにデメリットの検証もきっちり行いたいと思っています。
1日1食のデメリットを知るものが、1日1食を制する!
がんばりましょう!
1日1食ダイエット デメリット徹底検証(予想) 目次
ではさっそく、デメリットの一覧から。
1日1食ダイエット デメリット一覧
カラダの変化
- デメリット①:リバウンド
- デメリット②:太りやすい体質になる
- デメリット③:筋肉がつきにくい
体調の変化
- デメリット④:便秘になる
- デメリット⑤:肌荒れ・吹き出物
- デメリット⑥:激しい眠気・めまい
- デメリット⑦:栄養の片寄り
生活の変化
- デメリット⑧:協調性の低下
- デメリット⑨:周囲から心配
- デメリット⑩:人付き合いの悪化
その他、カラダに悪いアレコレ
- 貧血リスク
- 糖尿病リスク
- 免疫力低下リスク
- 活動力低下リスク
- 冷え性になりやすい
- 骨粗鬆症リスク
- 老化の進行リスク
一覧の最後のほうには、恐ろしい項目がズラズラと並びますね。
まあ、そのあたりは最後おいておいて、まずは<カラダの変化>から順に見ていきましょう。
1日1食ダイエット カラダのデメリット(予想)
デメリット①:リバウンド
運動系ダイエット以外のすべてのダイエットで、気を付けなければいけない、リバウンド。
特に、食事制限系に属する1日1食ダイエットでは、それまでの1日3食の生活から2食分の断食を行うわけですから、強引に抑えこまれた食欲の反動には、特に気を付けなければいけません。
リバウンドは、ダイエット前の体重に戻るだけではなく、それよりちょっと太ったところまで跳ね返る、ということもしっかり理解しておくことが必要です。
ダイエット歴20年、痩せるたびにリバウンドしてきた私自身も、身に染みてよくわかっています。
そう考えると、1日1食は片道キップですね。
痩せたからと言って喜んではダメで、痩せた状態にカラダが慣れるまで続けなくてはならない。
ダイエットを始めたら最後、もう後戻りはできない、ということです。
1日1食は、痩せた後も大切! リバウンド注意!で、がんばっていきましょう。
デメリット②:太りやすい体質になる
これは決して、リバウンド、ということではなく。
摂取カロリーが少ない状態での生活が続いていくと、ほんの少しのカロリーでもカラダがすぐ吸収しようとする体質になっていってしまう(=太りやすい体質になる)ということです。
それまでは、少し多めに食べたくらいでは太らなかったのに1日1食ダイエットを続ければ続けるほど、カラダの飢餓状態が長く続いていくことになるので、少し多めに食べただけで、その分すぐ太ってしまうような、いわゆる「太りやすい体質」になってしまうとのこと。
これはなかなか、身をもって体験したくない経験ですね!
この点からも、やはり1日1食は片道キップ。
後戻りは許されず、始めたら成功させるしかありません。
1日1食実践者で、痩せすぎのガリガリさんを見かけないのも、少しの栄養でも太りやすい体質になってしまうから。
デメリット③:筋肉がつきにくい
筋肉がつきにくい、と言われる根拠は、ズバリ、タンパク質の接種が少ないからですね。
3食のバランスの良い食事で摂取するたんぱく質よりも、1回だけの食事では明らかに少量の摂取になってしまうため、です。
さらに、ダイエット目的の1日1食であればなおさら、体重の低下とともに筋肉を落としてしまいますから、ダイエット実践中は筋肉がつきにくいカラダになってしまいます。
しかし!
以前、記事に書いた1日1食ダイエットを実践する有名人たちをご覧ください。
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筋肉ムキムキで有名なGacktさん、西川貴教さんというマッチョの猛者たちがしっかり名を連ねています。
ですのでこれは、やり方次第、とも言えそうです。
ざっとネットを検索しただけでも、筋肉を落とさずに脂肪だけダイエットするような記事がいろいろ見つかりましたので、どうしても筋肉を残したいかたはそれらの記事を参考にダイエットに取り組まれることをおススメします。
1日1食ダイエット 体調のデメリット(予想)
デメリット④:便秘になる
1日1食が便秘を引き起こす原因となるのは、食事量が少なくなってしまうこと。
そして、朝昼に食事から得られる水分量がなくなってしまうので便秘になりやすい、と言われます。
しかし一方で、
1日1食ダイエットのメリットとして、食べた1食以上に出てくる、という便通の良さも語られていますので、これはどちらが正しいのかを検証ですね!
私自身は、便秘で悩んだことがあまりないタイプですので、すでに「便通が良くなる」側が優勢になってしまいますが、これもきちんと実体験をレポートします。
毎日の記録で気づくことがありましたら、日々チェックいたします。
デメリット⑤:肌荒れ・吹き出物
これは、いわゆる栄養不足・栄養の偏りによって、それが吹き出物として肌に現れてしまう方がいるようです。
医学的な詳しいことはわかりかねますが、1食では摂取できる栄養の量に限界があって、3食分を1食で補うのは無理、ということを唱える方もいるようです。
しかしこれも他と同様にメリットのほうでもしっかりと、細胞が活性化することによって「肌のハリ」「肌がキレイになる!」というのがありますから、メリットデメリットをしっかり戦わせて、どちらのほうが実感として正しいのか、しっかりレポートしていきたいと思います。
ワタシ自身、昔から肌は強いほうで、学生時代のニキビなどは多少ありましたが、それほど肌荒れで苦しんだ経験はありません。
逆に、肌のハリ・ツヤの実感も、、、自信ありません。
さてさてどうなることやら、、、
デメリット⑥:激しい眠気・めまい
1日1食の期間中、激しい眠気やめまい、ひどいときには動悸にも襲われる、、、
そんなデメリットも挙げられています。
デメリットの根拠としては、栄養不足と低血糖でフラフラ、目まいがする、とのことですが、これは1日1食ダイエットの初期には普通にありそうですね。
ワタシも以前、1日1食に取り組んだ時は、初期の段階ではそれなりに目まいに襲われた気がします。
でも次第に慣れていった記憶があります。
そりゃいきなり2食減るわけですから、空腹にカラダが慣れるまでは、目まいも数回あるでしょう。
しかし、メリットのほうでも、1日1食ダイエットをすると「眠くなくなる」というのもありました。
これは、メリットデメリットが矛盾、というよりも着目している状況がまるでちがいますから、どちらも間違っていない!という可能性だってあります。
これらの体調の変化は毎日の実践レポートできっちり報告していきたいと思っています。
あったことはあった、起きたことは起きた、と、ウソ偽りなくレポートするので、ぜひ参考になさってください。
デメリット⑦:栄養の片寄り
これの理屈としては、たった1度きりの食事で1日に必要な栄養素をすべて摂らなければならないので、必ず何かは欠けるし、必ず何かは偏る、というもの。
1食を続けていくことは、栄養が偏った食生活を続けていくリスクが高い、というものです。
あと、上述しましたが、1回の食事では摂取できる栄養に限界値があって、3回に分けて摂取していた栄養を1回ですべて摂り切ることはできない、という理屈もついて回ります。
うーーん、これは難しいですね。
いままで生きてきて、栄養の偏りって考えたことないんですよね……。
偏らないに越したことはありませんが、偏ってしまったらどうなるという実感もない、、、、
しかし!
そういうリスクを抱えている、という認識はしっかり持って、きちんと栄養の偏りがなるべく起きないよう1日1食ダイエットに取り組んでいきたいと思います。
このレポートは難しそうですね。。
きちんとありのままをお伝えしますが、栄養の偏り、、実感、、わかるのかな………。
1日1食ダイエット 生活のデメリット(予想)
デメリット⑧:協調性の低下
これは、1日1食ダイエットに取り組むにあたって、きちんと考えておかなければならないところだと思います。
同僚、家族、友人、恋人、両親、親戚、、、、
実は、様々な人間関係を「食事」がつないでいたりします。
ランチ、ディナー、接待、祭事、会合などなど、ビジネスでもプライベートでも、食事はとても重要なポイントだったりするのです。
1日1食ダイエットに取り組むということは、相手の食への要求を受け入れず、自分ひとりだけ自分勝手な食生活をはじめることに他なりません。
同僚からのランチのお誘いはすべて断る。
恋人とデートをしても、相手の食べている姿を見ているだけ。
家族でお出かけしても、ひとりだけ注文しない。
祭事で集まったときも、ひとり食事に手をつけない。
協調性がダメなヤツ、と思われても仕方ありませんね。
これは1日1食ダイエットの大きなデメリットのひとつです。
なので、この辺りは柔軟に設定されている方が多いようです。
家族、恋人、友人などなんでも話せる関係では1日1食ダイエットへの理解を求め、上司との食事や接待、親戚の集まりなどでは普通に出されたものを食べる、ということにして、その時だけ1日1食のルールを破る。
そのように最低限の協調性を維持しつつ柔軟に立ち回っている方が多いようですね。
ワタシ自身も、なるべく1日1食を実践しつつも、相手への説明が面倒な場面では柔軟にいきたい(いくしかない)と思っております。
食べちゃったときは、食べちゃったと、きちんとレポートしますね。
デメリット⑨:周囲から心配
これは、実感としてありますね。
うちの両親もそうなのですが、1日3食食べるということは、絶対的な正義なんですよね。
1日2食は間違い。
1日1食は論外。
話にならない。
自分の子どもがそんなことしてたらやめさせるに限る。
超心配。
まあ、自分より20年も30年も長く生きていて、大した病気もなく健康でやって来れたのだとしたら、1日3食が間違っているわけないと、そりゃ思いますよね。
1日1食の実践者なんて、周りにいなかったでしょうし。
うちの両親に限らず、人によっては結構、過剰に心配されるんですよね。
そんなことしてたら病気になるぞ、と。
まあ、上述の協調性と同じで、そういう人の前では食べるに限ります。
その人にとって1日1食は絶対悪なんですから、認められるわけ無いんです。
そういう人たちとは、なるべく夜に会いましょう。
夜、たくさん食べる分には何の問題もないですから。
1日1食は、家族や、恋人などの身近な人以外、公にせずに取り組むに限ります。
会うたびに聞いてくる人や、そのたびにすげーー心配してくる人、いますからね。
デメリット⑩:人付き合いの悪化
これも上の2つと同じですね。
こっちは夕食だけ食べるという生活を実践したいわけですから、ランチタイムの人付き合いはどうしても疎遠になっちゃいます。
ランチをとても大切にしている人、コミュニケーションの場だと思っている人って、どこにも結構いますからね。
これは、どうしようもありません。
1日1食を実践しているからと打ち明けるか、すげー心配してくる人そうだったら別の理由で逃げ切るか、、、
もう食べちゃったとか、今日は胃の調子が悪いとか、今は片づけたい用事があるとか、先行ってて、行けたら行く、とか、、、、
これ、すげー付き合い悪いヤツじゃないっすか!
どうしても、多少は付き合い悪くなりそうですね。
まあ、コミュニケーションにおいても、そういう風になり得ることをあらかじめ知っておいて、できる限り人付き合いが悪いように見えないよう、気を付けて置くしかないですね。
夜の付き合いはゼッタイに断らない、とかですかね。
1日1食ダイエット その他、カラダに悪いアレコレ(予想)
1日3食での栄養摂取が、たった1回になるわけですから、おススメしないお医者さんはたくさんいるようです。
あの高須クリニックの高須医院長もそのひとり。
1日1食が健康にいいなら、北朝鮮人はみんな健康のはずだ、と猛反対。
そんなことしてたら、早死にするぞ、と言い切ります。
では、医学的見地からのデメリットを見てみましょう!
- 貧血リスク(鉄分不足によるもの)
- 糖尿病リスク(食事の感覚が空くと血糖値が上がりやすい)
- 免疫力低下リスク(食事1回での栄養の吸収量には限界があるため)
- 活動力低下リスク(ブドウ糖不足になり、エネルギーが足りない)
- 冷え性になりやすい(摂取する食品が少なくなるから)
- 骨粗鬆症リスク(カルシウムが不足する)
- 老化の進行リスク(タンパク質不足/抜け毛など老化が早まる)
考えられるリスクとカッコ内にその原因を挙げました。
これだけ見ると、最悪じゃないですか……。
まあ根拠を見るとわからなくもないですし、その通りとも言えますよね。
しかし、だからと言ってメタボのリスクの方が大きかったり、運動して痩せられるんだったらとっくにガリガリだよ、という話だったりもします。
どれも、不足するであろう栄養素をもとにしたリスクであるわけですから、これをあらかじめ理解して気を付けていくしかありません。
そして、すべての医師が反対しているわけではありません。
1日1食を強く推奨する医師もいるし、反対する医師もいる。
そのなかでの考え得るデメリットであることもお忘れなく。
免疫力低下や、老化の話も、メリットとデメリットが真向からぶつかっていますからね。
このあたりもしっかりと検証していきたいと思います。
最後に!
いやー、デメリットもいろいろありますね。
これも検証のしがいがありそうです!
1日1食実践者のなかには、デメリットがひとつも見当たらない、という方もいらっしゃいましたから、ワタシ自身も実体験としてしっかりレポートして、みなさんの1日1食ライフのお役に立ちたいと思います!
今回紹介していく中でいくつかあった、メリットとデメリットが真向ぶつかるというのも、非常に興味深いところ。
見方を変えれば、状況を変えれば、医学的見地から見れば、
などなど、視点のちがいでデメリット、メリットがあれこれ入れ替わっていくのはそれだけ1日1食ダイエットは、極端なことをやろうとしている、ということなのでしょうね。
いやー、レポートのしがいがありますね。
みなさんのモルモットとしてがんばりまっす!